ミルクパンという名前から、ホットミルクを作るときに使うんでしょ!と勝手に思い込んでいたわたし。
ミルクパン=小ぶりな片手鍋のことだったなんて。
柳宗理 / ステンレスミルクパン (つや消し)
使いやすさを追求したデザインで有名な柳宗理。
唯一無二の形状だから、一度見たら忘れないと思う。
使いやすさが詰まっていました!

ミルクパン(14cm)は、女性の手の平ぐらいの大きさ
柳宗理のミルクパンは、雪平鍋を使いやすくしたものなんだとか。
蓋付を買ったけど、蓋無しも売ってるし、蓋オンリーでも買えるよ。
さらに言うと、ミラー仕上げタイプも売っている。
わが家は、ティファールの小鍋からの買い替えです。(取っ手が取れなくなったため…)
注ぎ口が付いてる
世の中の出回っている大多数の片手鍋って、注ぎ口が付いていないものが多い。
今まで使っていたティファールの小鍋にも、注ぎ口は付いていなかった。
例えばお味噌汁をお椀のよそう時。
わたしは左手に鍋、右手にレードルを持ってお椀に注いでいる。
鍋の中が少なくなると、レードルだとすくいにくいから、鍋から直接お椀に入れるよね。
そんなとき、注ぎ口がついていたらもっとスムーズに進むんだけどな…って思っていた。
そう思っている人って、実は多いんじゃないかな?(そんなことないっすか?)
お茶やコーヒーを飲むために1杯だけお湯を沸かしたい!って時にも便利。
注ぎ口が付いてるから、こぼすことなくカップに楽々注げました~。
鍋の両側に注ぎ口が付いているのがポイント
この鍋、元が雪平鍋だから両側に注ぎ口が付いているんだろうけど、これが良い仕事をするのよ!
右利きでも左利きでも使えるなぁて思うと同時に、わたし自身が、右手でも左手でも鍋を持つことがあるなって思った。
鍋でお湯を沸かしてカップに注ぐときは右手で持つ。
でも、スープを作った時だった左手で持つ(右手はレードル)
だから、両側に注ぎ口が付いていると大変嬉しい。
こういうところが、使う人のことを考えて作ったんだな!っているのが伝わってくるポイントだよね。
鍋の内側にネジ留めの跡がない
小さなことだけど、ネジの凸凹があるだけで、洗い残しが発生しやすい。
洗い残しが続くと、汚れが取れなくなって、鍋の一部のような形状になっちゃんだよね(経験者)
鍋の内側がツルンとしているから、スポンジが引っかかることなく洗うことができる。
ハンドルが握りやすい
手の大きさは人それぞれだから、なんとも言えないところではあるけれど…
太さがちょうど良い
均一な太さではないからなのか、握ったときに手の平にフィットする。
ピタッと持てるっているかなんというか。
鍋に並々と水が入っていたとしても、手が痛くなることなく持てる。
握り心地が良い
ハンドルの握りやすさは太さだけじゃない。
ツルッツルの硬いプラスチックではなく、柔らかい訳じゃないんだけど、固すぎない感じ(伝わりますか?)
しっとりした触り心地っていうのかなぁ。
ハンドルはリペア可能
雪平鍋を使いやすいくしたモノだからでしょうか。
ミルクパンのハンドルは交換可能。
鍋の本体部分は、ほぼ永久不滅みたいなかんじだけど、ハンドルって火加減によっては一発でダメになっちゃうんだよね。
使える部分はそのまま使って、傷んでしまったところだけ交換するっていう考え方、とても好きです。
こういうポイントは今の世の中にピッタリの鍋だなって思う。
蓋
ピタッと隙間なくしめる位置は1か所のみ(蓋にマークが付いていますよ)
この蓋、実は上下左右があるんです。
わたしは、汁物は余熱で火をとおしたいから(時短&省エネのため)、その時は蓋をピタリと閉め切る。
離乳食用のお粥を作るときは、吹きこぼれたら困るから、蓋を90度ほど回転させて乗せてる。
蓋を90度回転させておこうが、180度回転させておこうが、バランスを崩して落ちてしまうことはない。
注ぎ口以外の面がピタリとくっついているよ。
すごい技術だなって感心しちゃうね。
レードルを入れたまま蓋をするとこんな感じ。
このやり方は、勝手に見出したんだけど、意外と便利な使い方だったりする。
実際に使うとこんな感じ
ゆで卵だと…
卵が6個入ったよ!
お椀3杯分のお味噌汁だと…
わが家は具沢山のお味噌汁。
具が少ない汁物だったら、4人前は入りそう。
さいごに
ステンレスミルクパンと、ステンレス片手鍋、どちらにしようか迷ったけど、ミルクパンにして良かった!
片手で扱うのは、このぐらいの大きさが程よいね。(満水1.2L)
ちなみに、ミルクパンはIH非対応。(でもIHでも使えました!っていうレビューもチラホラ見かけます)
では、また~☆